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「Adobe Photoshop CS5」使ってみた:「コンテンツに応じた塗り」

「Adobe Photoshop CS5」使ってみた:「コンテンツに応じた塗り」

もはやこいつには、必殺奥義的なパワーがあります。ナカトミツヨシです。

PhotoshopCS5に搭載された新機能の中で、恐らく最も強力かつ実用的な機能は、この「コンテンツに応じた塗り」機能ではないでしょうか。レタッチで最も多いのが、「不要なものを消す」作業だと思います。ただ、以前のパッチ修正では、複雑な背景の中にとけ込んだモノを消そうと思うと、非常に面倒でした。それが、「コンテンツに応じた塗り」機能を使うことで、簡単にできるようになります。

「コンテンツに応じた塗り」機能を使うには、二つの方法があります。一つは「スポット修復ブラシツール」を使う方法。もう一つは、「塗りつぶし」を使う方法です。さっそく、やってみましょう。

元画像はすべて、前回に続き素材サイトリンクスタイル様より拝借してきました。

wmn0090-033.jpg

まずは、「スポット修正ブラシツール」を使う方法です。この写真に移り込んでいる人を消したいと思います。

「スポット修復ブラシツール」を選択し、オプションの「種類」で「コンテンツに応じる」を選びます。

img_del_01.jpg

そして、消したいモノをグリグリ塗りつぶします。今回の場合、女性を塗っていきましょう。

img_del_02.jpg

すると・・・

wmn0090-033-Edit.jpg

ハイ、どーん。消えました!イリュージョン!!旧バージョンの「スポット修正ブラシ」では、波や浜辺のラインがにじんでしまっていましたが、CS5では恐ろしくきれいに「なかったこと」になります。

次は、「塗りつぶし」を使った方法です。

pbl0012-004.jpg

手前のオブジェを消したいです。しかし、木がかかっちゃってますね。面倒そうですが・・・。

まずは、消したいオブジェを大雑把に選択します。

img_del_03.jpg

そして、「編集」メニューから「塗りつぶし」を選択し、「コンテンツに応じる」を選択して塗りつぶします。

img_del_04.jpg

すると・・・

pbl0012-004-Edit.jpg

はい、ドーン!消えました!今回はあえて「選択範囲」を残したままにしたのですが、お気付きでしょうか。実は、「オブジェの背景にあったであろう木」が追加され、補完されているのです。オブジェで隠れてしまっていたので、木が不自然に切れてしまった・・・なんてことが、起こらない。これは本当に驚くべき機能です。あとは、空の色にムラがあるので、それさえ整えれば、完全に「無かった」ことになりますね。

あまりに簡単に出来ちゃうので、もう一つ。

pbl0006-001.jpg

今回は、この缶を消したいんですが、前二つと違って、サイズがかなり大きいものを消すことになります。

img_del_05.jpg

「塗りつぶし」方式で消します。まず、本当に大雑把に対象物を選択し、「コンテンツに応じる」を選択して塗りつぶします。すると・・・

pbl0006-001-Edit.jpg

はい、ドーン!やっぱり、隠れていたところにあったであろう葉っぱが補完され、違和感の少ない絵に仕上がっています。もちろん、写真によっては納得のいく結果がでない場合もありますが、それでも修正の負担は格段に減ったといえるでしょう。

正直、これのためにCS5の導入を検討してもいいのではないか、というレベル。恐れ入りました。

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