「Adobe Photoshop CS5」使ってみた:「3Dの成形機能」
CS5は、本当に新機能盛りだくさんです。ナカトミツヨシです。
今回は、「Photoshop CS5 Extended」限定の新機能「3Dの成形機能」を使ってみました。意外と本格的な機能が詰め込まれているので、要チェックです。今回は、海外記事を参考にさせていただきました。
Step1
まずは、フィールドを用意しましょう。適当で良いですよー。

Step2
さて、次に3Dにしたいオブジェクトを用意します。今回は、自分のブログのロゴを3Dにしたいと思います。ベクターデータでロゴファイルを用意していたので、Photoshopに貼付けます。この際、「シェイプレイヤー」オプションを指定して貼付けました。

Step3
早速、このオブジェクトを3Dにしてみましょう。パスを選択し、「3D>成形>選択したパス」を選択すると、「成形」ウィンドウが表示されます。もし「マテリアル」部分に予めマテリアルが選択されている場合は、「すべて」のマテリアルを「テクスチャなし」に指定しておいてください。こうする事で、より効果が確認しやすくなります。

Step4
「成形シェイププリセット」から、5番目の「膨張」を選択。「押し出し」オプションで、「深さ」を「0」に、「拡大・縮小」を1に設定します。「膨張」オプションで、「サイド」を「フロントとバック」に。「シーン設定」オプションで、ライトを「マルディグラ」を選択します。

Step5
「マルディグラ」ライティングは、オブジェクトに色鮮やかな発色をさせる効果がある、特殊なライティングです。さらに、3Dらしさを出すために、影をつけてみましょう。3Dパレット右上にあるオプションを表示し、「グラウンドシャドウキャッチャー」を選択します。さらに、「オブジェクトをグリッドにスナップ」を選択します。「レンダリング」オプションで、画質を「レイトレーシング」に設定すると、影の具合を確認できます。通常作業中は「ペイント」で良いと思います。

Step6
さて、「Step3」で「マテリアル」を無しにしましたが、この「マテリアル」を設定する事で、オブジェクトの質感が大きく変わります。デフォルトでもいくつかマテリアルがありますが、Photoshop公式サイトから追加でDLする事も出来ます。「3D>3Dのコンテンツをオンラインで参照」を選択、マテリアルをダウンロードして、インストールしましょう。

Step7
3Dパネルの「マテリアル」を変更してみましょう。今回は、「金属」プリセット内の「Metal Chrome 2」を選んでみました。

Step8
これで設定は大方終わったので、「レイトレーシング(最終)」でレンダリングしてみましょう。少し時間がかかります。

Step9
さて、最後に少し仕上げをしてみましょう。作成したオブジェクトの足下に、白色の楕円を書き、「フィルタ>ぼかし>ぼかし(ガウス)」を半径50pxでかけます。

Step10
全てのレイヤーを選択し、複製します。複製したレイヤーを、「レイヤー>レイヤーの結合」にて、一つのレイヤーにします。「フィルタ>ぼかし>ぼかし(ガウス)」を半径30pxでかけ、レイヤーをブレンドモード「乗算」で重ねて、完成です。

CS5で強化された3D機能は、思ったより高機能で、3Dとの設置面を設定したり、オブジェクトの質感を細かく調整する事で、3Dと実写のコンポジットも容易にできるようになりました。また外部ポリゴンテーダの読み込みも可能なので、アクセント的な位置づけならPhotoshopのみで3Dコンポジットが可能です。
もちろん、3DSMAXなんかと比べると、表現の幅や処理速度の点からもまだまだですが、CS5からは、いよいよ実用の範囲が視野に入ってきたと感じました。
この記事を共有する
コメント
フェイスブック
関連記事
「Adobe Photoshop CS5」使ってみた:「…
こいつぁ、スゲェ!ナカトミツヨシです。 さて、「Adobe … more→
「Adobe Photoshop CS5」使ってみた:「…
もはやこいつには、必殺奥義的なパワーがあります。ナカトミツヨ… more→
Adobe Creative Suite 5、日本語版を…
Adobeは4月12日、「Adobe CS5」日本語版を発表… more→